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ねじれで当面つまみ食い政策乱舞か? [政治]

民主党政権発足後、司令塔となるべき国家戦略局はいつのまにやら雲散し、公務員制度
改革や地域主権改革などは、どこへいったのかよくわからない状況だ。

新聞面を見ていると、頻繁に〇〇本部とか、△△会議とかxx委員会など次から次へと
税制や社会保障問題を始としてできているようですが中身はどうなってるんですかね?

メデイアは、視聴者好みの政局や政争ばかり報道するので全く政治の基本方向がわかりません
が、国政自体混沌としてきたのも事実です。たちあがれ日本を離党した与謝野氏か入閣するとか
以前では考えられないことも起きてますし、まあ何でもありと思ったほうが正解でしょう。

反面、その翻しとして個々の政治家発言や言動にあまり一喜一憂するほどもないでしょう。
重要ポストにある人達でも、その時の世情、政局を風見鶏して見解を発信していることが多い
でしょうから、メデイアも毎日コロコロと変わる解説を報道するより首相コラムとか閣僚言動一覧
とか事実のみ簡潔に伝えて余計な見通し解説は別口でまとめて報道するようにしてくれると
ありがたいですね。(不要な紙面を読む手間暇が省けます)

それにしても、財政再建派の与謝野氏が入閣し税と社会保障の改革を担当し、自民公明を
引っ張り込んで制度改革を試みようとしていますが、10年程前でしたら財政再建論も
議論に値したかもしれませんが、現状ではいたずらに痛みを先送り甚大化することになる
可能性が大きいのでは?

財政悪化の進展は、すでに改善とか立直しという次元を超えており外的要因に基ずくカンフル
治療によるしかないと思います。いたずらに事を引き延ばししまいにやっぱりだめでした・・と
するより、むしろ逸早く執刀すべき時がきているのでは?

リフレ派、上げ潮派、インフレ目標派とか数字拡大型の論者はたくさんいますが、この中には
単純に金の回りをよくして日本を再生するという短絡的な人もいますが、ご破算に願いまして
逸早く復興すべしと心中で深謀遠慮している識者も多いのではないでしょうか。

ねじれ国会のもと、国策は懐柔と妥協と軟化と欺瞞により諸処のつまみ食いを基本に、
しばらくの間は合意形成されていくでしょうから、国民の理想とはかけ離れたものが
生まれていくのかもしれません。

政権与党である民主党の政治家は、それでも現在芯円となる人々で政策通とか論客とか
能力高い人材が多いようなのですが、表の仕事をやるのが得意な人が多くどうも裏方の
役をする人物や泥をかぶることができる人材にとぼしい感じです。

なので、口先達者でも広く国民に訴え感動共鳴させることができないという限界を感じます。
説明上、リーダーシップ欠如とか、調整不足とかクリーンとかいう言い方で表現されますが
要は情熱と勇気と決断と実行がどれほどのものかということでしょうか。


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