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メデイア報道の正確性 [社会]

今回の民主党代表選で、立候補者菅氏と小沢氏の共同記者会見と、公開討論会を
生中継で終始テレビ視聴しました。

普段は、毎日テレビや新聞報道で、ニュースや解説記事によって内容事実を認知するの
ですが、久しぶりに生の出演者の発言内容を、そのまま視聴しました。

そこで気がついたことなのですが、この会見内容や討論会の内容について、事後ニュース
や記事にされた番組などを確認していて、如何にメデイアサイドが予断と偏った認識
を抱きつつ発信しているかを痛感しました。

例えば、普天間基地問題について小沢氏が記者会見で現状とは別に腹案があるといった
にも拘わらず公開討論会では前言を変え腹案は無いという風に述べたような報道を
伝えていましたが、生中継を見ている限り腹案など最初から一言も述べられているわけ
でなく、そのような印象から適当に解釈して決めつけているような報道を民放や新聞各社
が伝えています。

現場の語感から見て、両日の発言内容にそれほど変更があったという意味には受け
とれず、強調の強弱があった程度だと思います。

メデイアサイドの予断と偏見に基づいた、小沢氏への印象からこのように解釈したい
という主観的な気持ちがウズウズとにじみ出ているようです。

また、1000人か2000人程度の世論アンケートをメデイアは、頻繁に実施していますが
これこそが民意と言わんばかりに、出演者や対象者にコメントや批判反論などをぶつけ
まさに我等こそ、国民の代弁者との態度でおごり高ぶったような気配すら感じさせます。

企業や著名人などに、不祥事が発生しテレビカメラと報道陣に向かって該当者が
深々と頭を下げるシーンがあり、その際、報道関係者側が誠意をみせろ!などと罵声を
浴びせたりするシーンが度々ありますが、これなども己が公正なる庶民の味方のような
空気を作り上げているような感じです。

まるで、豊臣秀吉が信長の後継ぎとして幼少の織田秀信を推挙し、清洲会議で秀信を
抱いた秀吉に対して有力臣下諸侯を、膝間付かせたという史話と同じようなもの
でしょう。誇張と扇動行為を感じます。

いやはや、最近のジャーナリズムは大衆迎合、視聴率第一主義、モラル低下、公開万能
主義と言ったレベルの低い文化が蔓延りつつあり、事実報道や解説、コメントなど
慎重に見聞する必要がありそうです。


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メガネy太郎

ちょ!!これネタのつもりやったら、普通に5万円もらえたんやけど(笑)http://BnPNSTORe.Com/e/hpb4x3a
by メガネy太郎 (2010-09-14 11:05) 

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