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建築関連業者がたくさんいます [社会]

日本の都会も地方も建設土木に関連する業者や就労者が多いですね。

平日の道路交通状況を見て見ると、マイカーや営業乗用車を別にすると、
大抵の車は、〇〇工務店とか、△△運送といった業者の事業用が走っています。

建築土木関係車両か物流業者用の車で、道路は占められていると言っても過言
でないでしょう。

こんなに新築物件を、あちこち建てるほどの実需があるのだろうか?少子化で人口は
減っているというのにおかしなものです。

と思っていると、2009年の新規住宅建設は、78万戸とかで、100万戸を割るのは
近年にない数字だそうです。

立替需要ならわかりますが、生活地域周辺を見渡しても新しい分譲住宅や、新規
マンションの発売があちこちにあり、週末の新聞折込チラシの住宅広告はおびただしい
ものです。

筆者の住んでいる東京地域では、人口流入があり世帯数も少しづつ増えているので
若干物件数が増えるのならわかりますが、既に都会である大阪名古屋地域も人口
流入は止まりました。

関東周辺を除く、すべての地域では少子化と人口流出のために、世帯数も減って
いるから、新規道路をつくり宅地分譲され住宅建設されるということは、次第に
減る一方でしょう。にも拘らず、建築関係従事者はバブル崩壊後も増え続けその後90年代
後半から減り始めたようです。

需給バランスの取り方が、遅いのではといった印象です。そんなにおいしい商売でも
あるということなのでしょうか。
確かに、不動産取扱いのため、いったん受注すると、他に価格比較作業が難しいため
当初見積もりが適正安価でも、あれやこれやと修正見積もりバージョンアップされて
どんどん高くなっていきます。そして、当初の見積もり内容は競争的なのですが、
追加変更時の中身はおいしい粗利の取れるものが入ってくるので、一度その
旨味にはまると、ワンコイン商売などけちな仕事はやってられねえ・・ということに
なるのかも。

しかし、この仕事も材料集めと人足集めがポイントの商売でこれができれば、おいしい
利益に与かることができるのでしょうけど、絶対需要が減りしかも特殊専門能力が
取り立てて必要というほどでもなくなってきていいるので、情報化コンピュータ化など
により生産性をあげてもっとリーゾナブル価格でやれませんかね。

昔は、失対などと言って不景気時に公共事業で失業対策として、人夫作業を創造し
雇用を生んでいたのですが、建設土木業界も人減らしで経営も厳しくなっている中
もうちょっと合理化を図って、業界淘汰のうえで生産性を高めていくことも必要なのでは
とおもいます。なんせ生産性が高いとは思われないような中小零細建築業者が
多すぎるんじゃないの?

政官業の癒着で、ピラミッドの頂上付近でボタモチや浄財、目に見えない利権や談合
選挙票などが飛び交い、そのお裾分けがシャワーのごとく末端まで降りてくるという土建
国家構造で非効率低生産性なことをいつまでも繰り返していると、国家破綻のスピードは
どんどん早まってくるでしょう。


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