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財政縮小均衡か成長均衡か [社会]

通常国会も始まり、いよいよ第二次補正予算も2010年度予算も審議スタートします。

大幅な国債発行が続き、財政膨張が止まらない状況になっていますが、目下の
ところ、緊縮財政による長期的健全化の方向も見えず、また経済成長をバネとした
成長型均衡財政の道筋も見えず将来不安が払拭されないといった状況でしょうか。

まあ、新年度予算成立後に格上げされる予定の国家戦略局中心に長期ビジョンが
出てきそうなので、それを楽しみにしましょう。年末に発表された基本方針は
スローガン明解内容不明といったところで、評価不能でしょう。

それにしても政権交代後、政治に対する国民の関心は深まったようですが、
まだ素人から脱皮状態にある民主党政権ですから、毎日の各要人の発言表明行動に
逐一、メデイアも右往左往するほどでもないでしょう。

自民党政権時代の延長線上で考える必要もないのではないでしょうか。政府や各省庁
の意思や方針が固まったところで詳細を報道なり解説すれば足りるのでは?
重大な裁判の判決が出された時に、息せき切って飛び出しマイク片手に判決を連呼
しているごとき報道ばかりだと、どこに本質や信憑性があるのか不明になってしまう
惧れがあるとおもいます。

民主党連立政権は、先行表明、小田原評定、簡単な落ちを経て物事が決まって
いくパターンが多いようなのでプロセス透明結論不透明な場合となり、経過を
フォローするのにエネルギーを余計に消耗するため、ほぼまちがいのない方向での
成り行きを一般国民に伝えてくれたらと思うわけです。

大衆は、毎日忙しくてコロコロ変わる状勢を逐一理解するヒマも理解力もない人が
多いでしょうから、確実な見通し情報を伝えてくれれば、あとはそれだけでも
インターネットなどを介して尾ひれの付いたものはどんどん増幅されていきます。

まあ何はともあれ、信頼できる情報がいったい何なのか人間の信頼関係にさらに
付加されて考える必要がある難しい世の中になったものです。

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